志朗ニュース

Smile Smile 笑顔の向こうにあるもの・・・(タイ編)その1

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クリスマスです。タイは、仏教国ですから、クリスマスの習慣は無さそうですが、タイのデパートに行くとこのような飾り付けがしてあります。志朗がタイで世話になっているクロントイ・スラムの96ピーナンジムには、クリスマスなんてありません。

特に96ピーナンジムにいるサーカイ君は、貧しい家に生まれたので、クリスマスどころか誕生日のお祝いさえしてもらったことがありません。しかし、彼は、そんな生い立ちを少しも感じさせないぐらいの明るい笑顔をみんなに見せてくれます。
サーカイ君の故郷は、世界遺産で有名なアユタヤ県です。本名は、ホス・センオン。13歳です。 彼のお父さんは、麻薬で刑務所を出たり入ったりしていて、今年も、9月まで刑務所に入っていて、10月に出所しました。一度、ジムに来たそうです。
お母さんも今どこにいるかわかりません。
彼は96ピーナンジムで練習をしていますが、所属はレックターボという名前のジムです。
レックターボジムの会長のレックターボさんとサーカイ君のお父さんは同級生で、非常に仲良しでした。サーカイ君のお父さんが麻薬で刑務所に入ってしまったので、お婆さんも生活が苦しくなって、アユタヤの親戚を頼って、バンコクを離れることになりました。しかし、サーカイ君の面倒まで親戚に見てもらうわけにはいかないので、泣く泣くお婆さんは孫の面倒をレックターボさんに頼みました。
快く引き受けたレックターボさんですが、彼もお金に余裕はなかったので、すぐにサーカイ君を96ピーナンジムに預けることにしました。彼のムエタイ人生は、ここから始まりました。サーカイ君は、レックターボさんの養子にはなりましたが、一緒に生活はしていません。彼の日常生活の面倒を見ているのは、96ピーナンジムです。
さて、レックターボさんは、96ピーナンジムに預けはしましたが、サーカイ君の選手の権利は、彼がしっかり持っています。96ピーナンジムに寝泊まりして、96ピーナンジムで食べさせてもらって、学校まで行かせてもらっているサーカイ君ですが、実際の選手としての権利は、レックターボさんが持っています。今はまだ、結果は出していませんが、いずれ強くなってファイトマネーが高くなったときは、レックターボさんが潤うという寸法です。
闘犬や闘鶏の犬や鶏と同じような扱いに見えますが、これはムエタイではよくあることのようです。

写真上・セントラルバングナイ

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