志朗ニュース

11月6日タイでの試合 第2部 3Rから判定勝ちまで

72-1

3R:3Rに入ると予想通り、シーモークは前に出て、積極的に首相撲を仕掛けてきた。前半は、志朗が、首相撲でロープ際に押され気味の展開で、膝蹴りもポイントの高くなる部位を攻めてきた。シーモークのセコンドも、両手を大きく上げて、ギャンブラーにアピールをする。

しかし、中盤、シーモックが首相撲を仕掛けようと前に出てきた瞬間、志朗の前蹴りがシーモークの胸あたりに入るとシーモークはバランスを崩し、後ろにのけぞるようにして倒れてしまった。すると、会場のギャンブラー席が、大きく動き出した。

後半に入るとシーモークの首相撲をしっかり受け止める志朗への賭け率がどんどん上がっていくのが、客席から飛ぶ志朗への声援が大きくなっていくのでわかる。3Rは、5対5の賭け率だった。中盤から後半の試合展開が良かったのだろう。リングサイドにいたこのスタジアムの関係者がみんな驚いたような顔をしながら「コーンイープン」「コーンイープン」と言っているのでガイドのジャンさんに聞くと「この日本人は面白い試合をする」と言っていたそうだ。関係者の一人のタイ人の人と目が合うと両手の親指を立てて「Good!Good!」と笑いかけてきた。主催者として会場が沸く試合をしたのがよっぽどうれしかったのだろう。

4R:試合が始まると、志朗に賭けたギャンブラーの人たちの声援が大きく会場に響く。ミドルキックの蹴り合いから試合は始まった。ムエタイでは、この4Rが最も重要になる。

志朗は、キックからパンチを繰り出すが、シーモックはパンチをたくみにかわして、首相撲からの膝攻撃を仕掛けてくる。彼の必勝パターンだ。しかし、シーモークが首相撲から膝蹴りを放とうとすると、志朗はすかさず、前膝をシーモークの腹にぐっと突き出すように充てるので、シーモークの膝が志朗のボディに届かない。攻めあぐねるシーモークに段々あせりの色が見えてきた。

中盤過ぎ、志朗が首相撲からの崩しで、シーモークをリングに転ばすと会場のギャンブラーたちが驚きの声が上がった。首相撲でタイ人選手が投げられたのは意外だったようだ。

その後、2回続けてシーモークのお株を奪うような首相撲でシーモークを投げてリングに転がした。シーモークも、それを十分知っているので、ミドルキックからの首相撲、膝と自分のペースに持ち込みたいという気持ちが先行して、ただ、前に出るだけの単調な攻めに首をつかみに来たところを志朗がすかすとそのまま前のめりに倒れてしまった。このラウンドは完全に志朗が取った。

ムエタイ新聞には、5対1の賭け率で志朗が圧倒的に優勢だった。

5R:4Rで大きく負けたシーモークは、最後の5Rに逆転を狙って、KOを狙って前に突進するようにして出てきた。そこに、志朗の前蹴りがタイミングよくヒットして、後ろに倒れると、シーモークは自分の負けを認めて攻めてこなかった。

相手のセコンドたちも下を向いたまま、試合は終了した。

志朗の手がレフリーによって大きく上げられると会場から大きな拍手が沸き起こった。シーモークのジムの人たちは、バンコクから400kmも離れているので、この試合のために朝7時に出てきたとか。シーモークの関係者が試合後、トン君のお父さんのところに寄ってきて「負けるとは思わなかった」と言ってきたそうだ。

写真下左より:3R/4R/4R後半/5R目

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