志朗ニュース

2012年5月13日 タイトルマッチ結果

33-1

2012年5月13日 新日本キック協会
BRAVE HEARTS 19 後楽園ホール
第12試合53.5kg契約新日本キック協会バンタム級タイトルマッチ
江端塁(伊原)  VS 志朗(Be Well治政館)
判定ドロー(48-47・47-48・48-48)

初回、志朗は江端の出した大きな右フックと同時にスリップ気味のダウンを取られてしまう。
スタートからこのダウンの失点は痛いが、ローキックを駆使して、反撃に出るが、目立った挽回もないまま終了ゴングを迎えた。
2ラウンドに入り志朗の反撃が始まる。
志朗はローキックを軸に距離をつめた。前回(2011年5月11日)の対戦時は、肘や膝を狙い距離を詰め、その時に江端の得意技である左フックを食らってダウンを奪われた事が敗因となったが、今回はあくまでも蹴りの距離で闘う作戦のようだ。両者とも相当強烈な打撃を放っているが、二人ともタフなため、後に引く事はない。ここで志朗のローキックが更に加速した。ローキック一つにしてもジャブから当てるローや体勢のフェイントから蹴り込むローキックなどを繰り返し、江端を捕らえていく。
3ラウンドに入り、両者の意地が激しく衝突。蹴られたら蹴りかえし、少しでも相手を上回ろうと必死だ。打撃の交差する音がバチバチと会場に響き渡る。志朗はここらあたりで、目に見えた優勢ぶりを印象付けた。これまでのローキックに加え、高い蹴りを増して江端の出鼻を挫く。そしてラウンド終了時に右ハイキックも当ててみせた。江端は食らった瞬間に、ここではじめてグラついた素振り見せたが、だがここでラウンド終了ゴングが鳴る。全員10対9で志朗の優勢だった。
4ラウンド、江端もここにきて足が効いてきたのか、若干動きが鈍って見えた場面もあったが志朗はここでパンチも当てに出る。右の大きなストレートが江端の頭部に直撃。だがそんな事で動きを止める江端ではなかった。一瞬間は空いたが、すぐさま江端もパンチで反撃、一進一退の攻防が続く。後半、志朗の前蹴りが江幡の顔面に決まり、細かいジャブが江幡の顔を的確に捉え、江幡の顔は赤く腫れあがるのが目だってきた。このラウンドでリング下の審判のミスジャッジがあったことが発覚した。
最終ラウンドに入り、志朗陣営はこれまで獲ったポイントの積み重ねで既に逆転しているという計算だった。江端は更にパンチで出てくるも、それに対し志朗はミドルキックを合わせるなどで応戦。ローキックが効いてきたのか、江幡がバランスを崩すシーンが多く見えた。試合終了間際になっても両者の底なしのスタミナが会場を熱くする。最終ラウンドは、江幡の攻撃は、ほとんどカットされ、志朗の的確な攻撃が目立った。このラウンドも志朗が取った。
接戦とはいえたが志朗陣営は堅く判定勝ちしタイトル奪取に期待した。
だが結果は三者三様(1-1)のドロー。志朗としては試合内容では勝っていたものの、初回にとられたダウンが痛かった。あのダウンさえなければ完勝していたのだ。
格闘技は判定試合の場合、ジャッジの採点で勝敗を決めるが、この採点も人間が行うものがゆえに、そこに若干の個人差というものが出てきてもこれは致し方ないとする。だがそこで採点基準に個人差があったり、または選手や個々のジムに対する個人的感情などで採点内容に歪みが出てしまっては、それではキックボクシングの中にある真剣勝負の面白みが損なわれてしまい、闘っている選手本人としても辛い気持ちにもなるだろう。

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