志朗ニュース

2011年8月28日 新日本キック協会 BRAVE HEARTS 17

19-1

2011年8月28日
新日本キック協会 BRAVE HEARTS 17
デイファ有明
第10試合 セミファイナル 日泰国際戦55kg契約
志朗(日本バンタム級3位・治政館) VS ラジャサックレック・ソーワラピン(タイ)
(結果:ドロー)
「→志朗は5月の後楽園大会にて江端塁(伊原ジム・日本バンタム級暫定王者)に判定負けをしてしまったが、気持ちを切り替えて、すぐにタイ合宿に出発した。
その間に参戦したマレーシアでの「CABARAN TOMOI DUNIA Z1」53kgトーナメント戦では、いずれもローキックでKO勝ちしトーナメントを優勝した。
マレーシアにおける打撃格闘技界のレベル的な部分はいまだ未知だが、タイに隣接しムエタイスタイルのテクニシャンが多かったこの国で、
相手が倒れるまでローキックを当て続けた事は、志朗にとって大きな経験値となっただろう。
今回の日本6戦目の相手は、在日本タイ人のラジャサックレックだ。
ラジャサックレックは西東京市ひばりが丘で自らムエタイジムを主宰しキックボクシングの試合もこなす精力的な会長だ。
パンフ戦績には43戦と書いてあるが、おそらく100戦以上を闘ってきたと思われる。
初回、ラジャサックレックは開始と同時に高い蹴りを放つ。志朗はローキックで応戦した。
志朗が放った左のローキックは、相手の奥足を蹴り上げるものだ。
奥足は前に置いている足より体重が乗っている場合が多く、食らったときのダメージも大きい。
初回からこのローキックをコツコツ当てていれば、後半になってから試合運びがしやすくなるはずだ。
ラジャサックレックも蹴りやパンチにかなりの重さがあるように見えたが、この強打に交差する様にローキックを上手く決めていく。
そんな中で志朗はタイ人を相手に組んで膝をしつこく当てに出た。そしてラジャサックレックの体勢に隙を見つけ倒しに入る。
何度がラジャサックレックを倒し、タイでの試合の様に倒れた相手に自分の体重を預けたが、ここでレフリーから「倒れた相手の上に乗らないように。次に同じ事をしたら減点だ。」と注意を受けた。
実はこの試合レフリーは元ムエタイ選手の在日タイ人であったが、レフリーはタイ人であっても試合の裁き方は日本式に徹底している。
ここ日本には日本の闘い方があるので要注意だ。
志朗のセコンドは3ラウンド開始あたりから「ボディーを打て」と指示を出す。
試合は3ラウンド戦とはいえ、互いに強打を当てに出ているため、体力消耗は相当激しく見えたが、そんな中でも、志朗の攻撃は終盤までスピードと切れを保っているように見えた。
志朗がどの攻撃をあてようとも、確実に有効打になるような状況だった。
ラジャサックレックは一発逆転を狙い、またもや大きなパンチを連発で出してきたが志朗もこれを食らったら危険だ。
相手をよく見てこれらのパンチを交わし、前蹴りとミドルキックにつないだ。
ラジャサックレックへのローキックのダメージなどがハッキリ見えたところで終了ゴング。
志朗が無難に勝っていると思われたかが、ここでのジャッジ採点の結果はドローだった。
ラジャサックレックが最後まで闘志を捨てず、パンチで向かってきたのは立派だったが、
それでも、この当たっていないパンチに1ポイント有利につけているジャッジもいたのには驚いてしまった。
著者は普段はタイでムエタイを見ているが、それにしても志朗の綺麗に決まっていたミドルキックやローキックは、横で見ていても確実に相手にダメージを与えていたし、これらが試合判定には何も考慮されていなかったという事なのだろうか。
それも含めてキックボクシングという事なのか。
判定の採点だけを気にすると疑問も残る結果だったが、この競技も昔から採点による試合後のイザコザが絶えない競技だ。
結論からすれば「自分自身で『勝ったんだ』と思える様な試合内容であれば、それでよし」と考えるほうが、ストレスもたまらないし、明快だと思う。
世界中に競技人口が多い競技なので、日本国内での一つの判定を気にして戸惑うようなことはせずに、常に前を向いて練習してほしい。
(試合記事・写真/シンラパムエタイ早田寛)

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