志朗ニュース

2011年5月15日東京・後楽園ホール BRAVE HEARTS16 試合結果

15-1

新日本キックボクシング協会
2011年5月15日東京・後楽園ホール
BRAVE HEARTS16

第8試合 セミファイナル55kg契約
○江幡塁(伊原道場:日本バンタム級暫定王者)
VS
×志朗(治政館)
(結果:江幡塁 判定勝利 2者30-28 1者29-28)

志朗、江幡塁、両選手共に負けなしの新鋭である。
江幡塁は双子エバタ兄弟の弟。兄の睦は去年現新日本フライ級王座を奪取し勢いに乗っている。志朗にしてみれば、まずは江幡塁に勝って、日本の関係者にもタイ特訓の成果を認めさせたかった。だが、結果からいえばダウンを奪われての完敗だった。
志朗はこの一戦で、良くも悪くもムエタイで慣らした動きがそのまま出た形となる。

ムエタイとキックボクシングは、傍から見ると、とても似ている競技なのだが、細かなルールが違うだけではなく、実は試合ペース(スタミナ配分)や、有効な技も大きく異なる。志朗にとっては、ムエタイでの5ラウンド制が新日本キックルールの3ラウンド制になった事も大きく影響したようだ。実際、勢いのある江幡の動きに戸惑ったのか、試合が始まってすぐは蹴り数も少なく、肘一発で切る事を狙っているかのような前傾姿勢に徹底していた。
江幡は、志朗が前に出てくる度にローやミドルをヒットさせていく。この攻撃だけを見れば江幡優勢に見えた初回だったが、志朗も肘打ちを決め、江幡の目尻を流血させた。

2ランドに入り志朗はさらに肘を当てまいと前進するが、江幡にとっては自身の得意技である左フックの距離に相手が入ってきてくれるのだ。このチャンスを逃さない手はない。 江幡は志朗が射程距離に入った一瞬、スピードある左フックを決めた。志朗にとっては恐れていた左フックだったが、これをモロに食らい一発で倒れてしまった。
3ラウンド戦ということもあり、一度ダウンを取られてしまうと、残りの試合時間内で失った2ポイントを挽回するのは難しい。志朗はさらに肘打ち一本狙いのスタイルを貫くが、3ラウンド制の試合では、江幡が左フックを決めた時点で「勝負あり」だったのかもしれない。
結果論となってしまうが、志朗は初回から肘打ち狙いの作戦でも良かったのかもしれないが、肘と同時に蹴りやパンチも、もっと多用しておくべきだった。攻撃を肘打ちだけに頼っていったがために次第に得意の蹴りも出なくなり、江幡との距離も常に接近した危ない距離にいたという事になる。初回から終盤まで総合的に技を出して闘かっていれば、違う結果になったかもしれない。
今回、志朗は日本国内で初めての負けとなったが、この結果を受け止め色々な事が吹っ切れたようだ。要するにこの負けで得たものも大きかったという事だ。
考えこんでいる暇はないだろう。前を向いて歩いていこう。

写真提供:シンラパ:ムエタイ

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